美味しいインディアンスパゲティ
2010年 10月 21日
食べた後が、俄然元気になるのです。でもイタ飯族ではありませんよ。あまり店をたくさん渡り歩いてるわけではないのです。それでもこの店のパスタは外せない、というのがありまして・・・・。
これから紹介するのは、「インディアンスパゲティ」であります。
ご存じでしょう。インディアンスパなるものは大阪が発祥の地でして、カレースパというやつなのですが、大阪市西区南堀に「喫茶堀江」というかなり年季の入って喫茶があります。あみだ池筋で、大阪市立中央図書館(新なにわ筋)の東になります。
この喫茶店、戦後70年近く前に出来たキッチャ店です。頑固そうで愛想のない店長(大将と言った方がぴったりの)と愛想のいい奥さんがいる店。大将は、陶器、鉄器野コレクター。また占いに凝っていてデスクまであるお店なのです。
さて、ここの名物がインディアンスパなのです。写真を見ていただいても判りにくいのですが、このインディアンスパはモヤシが入りなのがめずらしい。甘めの家庭のカレー味にモヤシの甘味が加わった独特の味。これがまた何とも優しい味なのです。「疲れた体にインディアンスパ」。「精力減退にインディアンスパ」「二日酔いにもインディアンスパ」。「喫茶堀江のインディアンスパを食べれば元気100倍」。
こんな店ですからテレビがほっとくわけありません。赤井秀和、雅、それに当然「となりの人間国宝」シールがありますよ。ところが例の大将は、13年前にお亡くなりになっていまして。「恐らく生きていたらテレビなんぞは断ったやろいね」と奥さんと語り合ったものです。客は私みたいに遠くからも来る常連がいるのです。
周りはさびしいところなのですが、実はこのあみだ池筋の堀江あたりというのは昔市電道で、旅館もあり、芸者さんがいたところ。喫茶堀江の隣は、財界のトップが「是非葬式を挙げたい」と生前言い残すほどのお寺(名前忘れた)
戦後はモダンな店が並んでいたとか。そこでインディアンスパの店が始まったのでした(発祥の店ではないそうですが。それに近いほど古い)。まあ、一度お試しあれ。スタミナ源にしている私が言うのですから間違いありません。
独り言
次はもう一軒スパの店について熱く語りますよ。何せ30数年通い詰めているスパですから。
by nishihama1111
| 2010-10-21 19:36